
時間割表をExcelで作成しています。一つのセルに斜め線を引いて、時間\曜日と表示したいのですが、どうすればよいでしょうか?
図形を使って斜め線を引いて、テキストボックスを置くしかないでしょうか。それだとセルの大きさを変えた時にずれてしまい、いちいち直さなければならず手間がかかります。
下記の左上のセルにある様に、一つのセルに斜めに区切り線と、タイトル文字を表示したいと言うことですね。

結論から言うと、セルの書式設定で出来ます。
時間割表や役割分担表、出欠表など、多岐に渡って使うことが多いやり方かと思います。以下に解説をしていきます。
一つのセルに斜め線と文字
手順
- ステップ1文字入力と文字選択
①セルにタイトルとなる文字を入力。ここでは「時間曜日」と入力。
②数式バーをクリックして、「時間」と言う文字だけ選択。
③選択した箇所を右クリック、「セルの書式設定」をクリック。
- ステップ2下付き
①「下付き」をチェック。
②OKボタンをクリック。
表示結果はこちら。「時間」の文字だけ小さくなり、下側に表示されています。
- ステップ3残りの文字の選択
①同様に「曜日」の文字を部分選択し、右クリック、「セルの書式設定」と開く。
- ステップ4タイトル
①「上付き」をチェック
②「OK」ボタンをクリック。
- ステップ5フォントとスペースで配置の調整
①フォントサイズを大きくします。
「上付き」「下付き」にすると、文字が通常より小さくなります。表に合わせて調整してください。
②上付きの文字の「時間」と下付き文字「曜日」の間に、適宜スペースを入力して調整します。
半角スペースを入力すると、微調整しやすいです。
- ステップ6斜め線
①セルを右クリック>「セルの書式設定」>「罫線」タブと選択。
②斜めの線を選択。
- ステップ7結果
一つのセルに斜め線と、分割した文字を入力することが出来ました。
まとめ
「セルの書式設定」で「上付き」「下付き」を使った文字の設定と、斜め線の設定について解説しました。
まとめると以下のとおりです。
- 一つのセルに斜め線と文字を入力したい時は、「セルの書式設定」を使う。
- 「上付き」「下付き」を使って、一つのセル内での文字配置を調整することが出来る。
この記事は以下の動作環境で確認しています。
OS:Windows 11 Home
Office:Microsoft 365